環境経済・政策学会における人為的CO2地球温暖化仮説についての議論は2006年2月に行われた討論会でも結論が出ず、気象庁気象研究所の吉村純の提案もあり、議論の場を気象学会に移すことになりました。槌田敦は気象学会の会員となり、人為的CO2地球温暖化仮説を否定する立場から気象学会の年次講演会で講演を行うとともに、気象学会誌「天気」に私との共同論文を投稿しました。
しかし、気象学会誌「天気」の編集委員会は、科学的な説明を行わないまま、槌田・近藤論文が気象学会が支持する“標準的”人為的CO2地球温暖化仮説を否定する内容を持つことを唯一の理由として、気象学会誌「天気」への掲載を拒否しました。それどころか、槌田の年次講演会における講演までも拒否するという、自然科学に関する学会としては考えられない暴挙に出ました。
槌田敦は、言論の自由を封殺する気象学会の暴挙を追求することを目的に裁判を起こすことにしました。裁判は原告敗訴で終結しましたが、日本における学会組織、そして司法の暴挙を記録しておきたいと考えます。
2014/01/21
HP管理者 近藤邦明
1. 第一裁判:第一論文掲載拒否・講演拒否事件に関する訴訟
2. 第二裁判:第二論文掲載拒否に関する訴訟