日本の核開発の目的は核武装・・・

　　物理学者である槌田敦は、理化学研究所に在籍当時から一貫して、原子力発電や熱核融合炉によるエネルギー（＝電力）の供給には熱学的に全く合理性がないことを訴え続けています。戦後日本の核関連技術開発の根源的な目的は、日本の核武装のための基礎研究であること以外に合理性が見いだせません。
　槌田氏が物理学者として日本の核関連技術開発に反対する立場から個人的に発行していたミニコミ誌『核開発に反対する物理研究者の会通信』の一部を紹介します。
　その後、この通信は廃刊され、『核開発に反対する会ニュース』に引き継がれました。

HP管理者　近藤邦明

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核開発に反対する物理研究者の会通信

第38号　2001年9月　放射能は科学技術を超える劇物　管理不可能な地下に捨てるな
第39号　2001年12月　核融合発電は実現不可能　ITER誘致の裏目的は核兵器
第40号　2003年2月　もんじゅ控訴審判決と日本の核武装／わが国の核政策史
第41号　2003年5月　日米両国に広がる日本核武装論／福田発言と日本の核武装そして六ヶ所
第42号　2006年12月　日本核武装によるアジア核戦争の恐怖

核開発に反対する会ニュース

No.25　灰色の国の事務局長　どうする日本の核武装準備　（槌田敦／2009/08）
No.32　なぜ「もんじゅ」運転を強行するのか　（槌田敦／2010/04）
No.35　「お釈迦｣になったかニセもんじゅ　（槌田敦／2010/10）
No.36　「お釈迦｣になったかニセもんじゅ（続報）　（槌田敦／2010/11）
No.37　ニセもんじゅに引導を渡す時が来た　（槌田敦／2011/01）
No.38　高速増殖炉は増殖しない　（槌田敦／2011/02）
福島原発・同時多発事故の展開 （槌田敦/2011/03/18）
No.39　同時多発原発災害、特に2号機 （槌田敦/2011/05）
No.40　なんでも「水素爆発」というオソマツ　（槌田敦/2011/06）
No.41　福島原発事故：考え得る原発苛酷事故の勢揃い　（槌田敦/2011/08）
No.43　やっぱり伏魔殿、福島第一原発　（槌田敦/2011/11）

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